【経験談】不妊検査って何するの?検査内容と金額を公開します!

妊娠出産

不妊検査って?

なぜなかなか妊娠できないのか?その原因を調べる検査です。

筆者は、30代前半で結婚し1年半ほど喧嘩の絶えない新婚生活を

満喫しました。

そんな中、周りからの出産報告の嵐にハッ!と気づかされ、

夫に妊活を始めたいと勇気を振り絞って切り出したのが始まりです。

半年ほど自己流でタイミングをとっていましたが、1度も妊娠に至らず。

これは何か原因があるに違いないと思い、不妊検査をしようと決意しました。

不妊検査の内容は?

それぞれ女性が受ける検査と男性が受ける検査があります。

クリニックの初診時に、女性が受ける検査ってこんなにあるの!?

と正直驚きを隠せませんでしたが、低温期のタイミングであれば、

初診でスピーディーに大半は終わるので少し拍子抜けでした。

低温期、排卵期、高温期とそれそれで受ける検査があるので、

1ヶ月位はクリニックに通うことを想定しておくのが良いと思います。

ちなみに筆者は、不妊検査だけで5回足を運びました。

女性が受ける検査

超音波検査

検査機器(プローブ)を膣内に挿入し、子宮・卵巣の状態を確認する検査

※初診時

子宮膣部細胞診

膣鏡で膣を拡げ、子宮膣部の細胞を綿棒やスパーテル(木へら)で取った

ものを顕微鏡で観察し、病気がないかを調べる検査

※初診時

頸管クラミジア抗原検査

子宮頚管の分泌物、または擦過検体からクラミジアを検出する検査

※初診時

一般血液検査(血算、生化学)

血液中の赤血球や白血球、血小板等の数を数えたり、白血球の分類をする検査

※初診時

超音波卵管疎通検査

子宮内腔および卵管が通っているかどうかを知るために行う検査

※低温期

ホルモン検査(FSH、LH、PRL、E2、テストステロン)

採血をして、それぞれのホルモン値を調べる検査

※低温期

FSHFSH(卵胞刺激ホルモン)は、卵胞を刺激し発育を働きかける
ホルモン
LHLH(黄体形成ホルモン)は、成熟した卵胞を排出させるホルモン
PRLPRL(プロラクチン)は、下垂体前葉で合成・分泌されるホルモン
E2E2(エストロゲン)は、卵胞ホルモン作用をするホルモン
テストステロンテストステロン=男性ホルモン

ホルモン検査(フリーT4、TSH)

フリーT4フリーT4(甲状腺ホルモン)は、糖の代謝やたんぱく質合成など
人間のエネルギー代謝を行うホルモン
TSHTSH(甲状腺刺激ホルモン)は、視床下部から分泌される
TRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)により下垂体から
分泌されるホルモン

フーナーテスト(性交後検査)

性交後の子宮頚管粘液の中にある精子の状態を確認する検査

※排卵期

黄体機能検査(超音波による子宮内膜検査、E2とPのホルモン検査)

膣内に検査機器(プローブ)を挿入し、画像化する「経膣超音波検査」と

採血をして、それぞれのホルモン値を調べる検査

※高温期

E2E2(エストロゲン)は、卵胞ホルモン作用をするホルモン
PP(黄体ホルモン)は、プロゲステロンと呼ばれるもので
排卵を終えた卵胞が黄体化することで分泌されるホルモン

免疫検査(精子不動化抗体)

精子を攻撃する自己抗体、ASA(抗精子抗体)が存在するかを調べる検査

※初診時

抗ミュラー管ホルモン検査(AMH:卵巣予備機能検査)

卵胞が成長する時に出るホルモン値から、卵巣におおよそどれくらいの卵子

が残っているかを調べる検査

※初診時

男性が受ける検査

精液検査

1回の射精で得られる精液の量と、精液内の精子の状態を調べる検査

クリニックで採取するケースと自宅採取して持参するケースがあります

※いつでも可能だが、なるべく早い方が良い

不妊検査の金額は?

不妊検査の内容もそうですが、検査費用が一番気になりますよね。

特に保険適用外の検査もあるので、恐る恐る受けに行きました。

予想通り、受付で請求金額を聞いてどひゃーっとなりましたが・・・

クリニックによっても金額は違うと思いますが、参考までに筆者が

通っているクリニックでの検査費用を紹介します。

初診時の検査内容&金額

検査内容

・超音波検査 ・子宮膣部細胞診 ・頸管クラミジア抗原検査 

・一般血液検査(血算、生化学) ・ホルモン(フリーT4、TSH)

★免疫検査(精子不動化抗体) 

★抗ミュラー管ホルモン(AMH:卵巣予備機能検査)

※★印は保険適用外で、免疫検査が10,000円、AMH検査が8,500円

検査費用

合計 27,280円

2回目の検査内容&金額

検査内容

★フーナーテスト ・超音波

※★印は保険適用外で、フーナーテストが1,700円

検査費用

合計 4,570円

3回目の検査内容&金額

検査内容

・黄体機能検査(超音波による子宮内膜検査、E2とPのホルモン検査)

検査費用

合計 3,820円

4回目の検査内容&金額

検査内容

・精液検査

※クリニックでの採取ではなく、家から持参

検査費用

合計 1,350円

5回目の検査内容&金額

検査内容

・超音波卵管疎通検査(カテーテルなどは自費)

・ホルモン(FSH、LH、PRL、E2、テストステロン)

検査費用

合計 13,460円

トータル金額

合計 50,480円

まとめ

筆者は、妊活を始めて半年後に不妊検査を受けましたが、

今となってはもっと早く受けておけば良かったと思っています。

検査結果はプロラクチンというホルモン値が少し高い程度で、

他に目立った原因はありませんでした。

・・・がしかし、クリニックに通い出してタイミング法の指導を

半年間受けてきましたが、一度も妊娠に至っていません(汗)

色々と調べてみると、検査結果では異常がないのにも関わらず、

妊娠しないという原因不明の不妊で悩んでる方は多いそうです。

筆者も完全に原因不明の不妊に当てはまってしまい、落ち込んでいる

ところに追い打ちをかけるように、先生からステップアップも視野に

入れた方が良いと言われました。

妊活はどんなに頑張っても、努力しても、必ず結果がついてくるもの

ではないことを痛感した日でした。

普段そんなに落ち込まない性格の筆者ですが、妊活を始めてからと

いうもの、枕を濡らしてばかりです。

辛いけれど、諦めたらそこで終わり、少しでも効果がありそうなもの

は試して、希望を捨てないで頑張っていきたいと思います。

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